2024/09/25 23:32
秋の訪れと共に、糠漬けに使う野菜も季節に合わせて楽しむことができます。
秋の野菜は、夏野菜とは異なる甘みや食感があり、糠床で漬けるとまた違った風味が引き出されます。
今回は、秋にぴったりの糠漬け野菜と、その漬け方のポイントをご紹介します。
1. さつまいも
甘みの強いさつまいもは、糠漬けにすると独特の風味が加わり、塩気とのバランスが絶妙になります。皮をむかずに薄切りにして、短時間(2〜3時間)漬けることで、さつまいものホクホク感と糠の風味が楽しめます。
2..かぼちゃ
秋の代表野菜、かぼちゃも糠漬けにおすすめです。皮をむかずに一口サイズに切り、1日ほど漬け込むと、甘さが際立つ一品になります。少し長めに漬けると、しっかりとした漬物風味が楽しめます。
3. 小松菜
小松菜は、シャキシャキとした食感が魅力です。漬け込む時間が短くて済むので、1〜2時間ほどで浅漬けにできます。糠床に入れる前に軽く塩揉みしておくと、水分が抜けて漬かりやすくなります。
4. キノコ類(エリンギやしめじ)
意外かもしれませんが、エリンギやしめじなどのキノコ類も糠漬けにぴったりです。キノコは味がしっかり染み込むので、短時間でも風味が豊かに漬かります。食感も楽しく、普段の糠漬けに変化をつけるのに最適です。
5. 大根
秋冬に向けて美味しくなる大根は、定番中の定番。スライスして浅漬けにするのもいいですが、少し厚めに切って長めに漬けることで、しっかりした味わいを楽しむことができます。大根の甘みと糠の風味が絶妙にマッチします。
ポイント - **短時間で漬かる野菜**と、**長時間漬けて味が染み込む野菜**を組み合わせて、漬けるタイミングを調整すると、多彩な味を楽しめます。
- **糠床の管理**は、気温が下がることで発酵が遅くなるため、しっかりかき混ぜることが大切です。涼しくなると発酵スピードもゆっくりなので、週に数回の混ぜる頻度でもOK。 秋の糠漬けは、ほっこりとした甘みや風味が楽しめるので、ぜひ新しい野菜を試してみてください。これからの季節、糠床の変化と共に、家庭での食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?