油と脂【食育と健康】

油の種類と健康効果

脂【飽和脂肪酸】

脂は常温で固まる油です。
主にラード(豚)と牛脂があります。
植物性の脂にはココナッツオイルがあります。

油【オメガ9、6、3】

健康に良いとされる
不飽和脂肪酸ですが、
たくさん取れば良い!
というわけでもありません。

不飽和脂肪酸は酸化するので気をつけてください!!

特に、多価不飽和脂肪酸(オメガ3、オメガ6)は酸化しやすいのですぐに使う必要があります。
また、安い物についてはすでに酸化が始まっている可能性が高いので、
高額だったからと少しずつ長期間使い続けるのはかえって逆効果になってしまいます。

オメガ3、は新鮮な青魚にDHAやEPAが豊富に含まれているので、海に囲まれた日本では、イワシ、アジ、サバなどの魚から摂取することがおすすめ!

すごいぞナッツ類

個人的におすすめしたいのはクルミです

クルミにはDHAとEPAの前駆体となる物質が豊富に含まれているので、どちらの効果もあるんです。ローストしていない生のくるみを毎日少量食べることで必須脂肪酸をしっかり撮ることができます。

また、大豆や小豆などその他種子類にも少量ですが新鮮な油が含まれているので様々な種類のナッツを食べることが食の豊かさを健康的に楽しめるので本当におすすめ

日本人と油

日本人は歴史的に見ても油を使った食生活は多くありませんでした。
天麩羅などの揚げ物が庶民に普及したのも江戸時代になってしばらくしてからです。

日本人は野菜と稲作、魚介類で健康を育んできた民族なので、煮物を中心とした食文化が形成されています。
縄文時代やそれ以前の日本では貝塚がたくさん残っていることからも魚介類を中心に動物性の栄養分を摂取していたと考えるのが自然ではないでしょうか。